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『時生』~時をこえてつながる思い

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父が若い頃、自分の息子に会っていた?!

興味深く読みました。

東野圭吾の作品はいつもながら、読みやすく、ドラマを見ているような話の展開。

これは実際にドラマ化されました。

トキオ~父への伝言
原作:東野圭吾
脚本:福田 靖
出演:国分太一、櫻井 翔、富田靖子、保田 圭、高橋ひとみ
   井上和香、山村紅葉、伊武雅刀、片岡鶴太郎、風吹ジュン

 

死を迎えようとしている息子が、時間をさかのぼり、

20年前の約束の場所で見つけ出したのは、複雑な家庭

環境のなかで育った自分に嫌気が差し、投げやりな毎

日を生きている父だった。

荒んだ生活の中でもがいていた父を、励まし続ける息子、時生(ときお)。

恋人の失踪事件を解決し、実母との確執を取り払い、

父に、生きる希望が見えたとき、時生は姿を消す。

1979年の時代を感じさせる人や物や事件も懐かしかった。

物語の底に流れている人の優しさ、人情が

要所要所でふわりと浮き上がってきて

ああ、よかった、大丈夫だ、と安心して読める。

なるほど、はじめは無関係に思えた人たちがこんなふうにつながっていくのか。

意外というよりは、予想通り、期待していた通りの展開。

物足りなさは無きにしも非ずですが、

最期に時生の耳元でささやく父のことば

「○○○○○で待ってるぞ」

にやられました。

いやぁ、東野さん、やっぱりうまいわぁ。

 

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