お久しぶりです。
ブログ引継ぎ無事完了しました。
これからまたいろんな本について書いていきます。
懐かしの大草原のインガルス一家が朝ドラに登場!
さて、私は現在放送中のNHKの朝ドラ「なつぞら」をみています。
先日、主人公のなつが、娘の優が寝る前に『大草原の小さな家』を読んでいたのを覚えていらっしゃる方も多いかと思います。
その後、マコプロダクションで『大草原の小さな家』を原案にした開拓者一家のアニメーションが作られることになりましたね。
その、『大草原の小さな家』、昔、子供の頃に見ていたのを思い出してとても懐かしくなりました。
もう30年いや1975年からだからなんと!44年前だ!
土曜の夕方、6時から(だったと思う)
タ~ラーラ ラーラ~ラ ラララ~ん♪
というテーマソングとともに 緑の草原を駆け下りてくる金髪の女の子。
三つ編みにした長い髪を弾ませながら。
少女の名前はローラ。
ああ。ただ、ただ、懐かしい。
当時の私は小学1年生くらいで、この開拓者一家にとても憧れていました。
一家の「とうさん」を演じるチャールズ・インガルス役のマイケル・ランドンがかっこよかった!
強くてたくましくて、優しい、おまけにバイオリンが上手!
あのころの私のヒーロー≠ナした。
そしてまた、吹き替えをされた柴田光彦さんの声がまたステキでたまらなかった!
本人の生の声を聞いたとき「これチャールズの声じゃない」と感じたほど、私の中ではマイケル・ランドン=柴田さん、だったです。
まあ、そんな思い出話は置いといて、
原作はアメリカの西部開拓時代を描いた児童書
ご存知の方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、この「大草原の小さな家」は、ローラ・インガルス・ワイルダー原作の児童書で、著者の体験を元に書かれたノンフィクションです。
シリーズは全部で9冊
「大きな森の小さな家」がはじまりで、主人公のローラは5歳。とても活発で好奇心旺盛な三人姉妹の次女です。
そしてテレビドラマのタイトルになった「大草原の小さな家」
「プラムクリークの土手で」
「シルバーレイクの岸辺で」
「農場の少年」
「長い冬」(ここからローラ物語)
「大草原の小さな町」
「この楽しき日々」
「はじめの四年間」では大人になり結婚したローラが悲しみを乗り越え夫とともに生きていく姿が。
西部開拓時代のアメリカで、幌馬車に揺られてやってきた父さん、母さん、メアリー、ローラ、キャリーのインガルス一家。
彼らは自分たちで家を立て、畑を開墾して作物を作り、大自然のなかでつつましくも心豊かな生活を送ります。
喜びも悲しみも家族や仲間で分け合い、乗り越えたくましく生きていく、
子どもだった私は、彼らのたくましい姿に胸が熱くなり、何度も勇気づけられた思いでした。
物語は次女のローラの語りですすみ、彼女が大人になり家庭を持つまでの長編です。
テレビドラマも放送期間が10年に及んだそうです。
それほど長く続いたのは、見ている我々がそこに描かれた人々から、いろいろな愛の形を受け取っていたからではないかと思います。時代や場所がかけ離れていても、伝わるものはある、共感できるものがあるから。私もそうでしたから。
見終わったあと、それがたとえ悲しい結末でも、奥底には温かい優しさを感じていたのだと思います。
大草原の小さな家のファンの一人として、一人でもたくさんの人に原作に触れてほしい、と思います。
もちろん、テレビや動画で、かっこいい父さんを、とっても優しい母さんを、おてんばで可愛い子どもたちをご覧になってくださるのも大歓迎!
きっと心に響くものを感じていただけると思います。
ご家族みんなでぜひ一度は『大草原の小さな家』を楽しんでみてください!
現在BSプレミアムで土曜日午前8時30分から放送中です。
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