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【おすすめ本】『87歳、古い団地で愉しむひとりの暮らし』~「わたしの時間」を愉しむ知恵が満載

『87歳、古い団地で愉しむひとりの暮らし』ってどんな本?

多良 美智子 著
すばる舎
2022年3月30日 第1刷発行

自分が87歳になったらどうなる?~不安な気持ちが軽くなる


多良美智子さんはYouTubeで人気者になられた87歳の女性です。
彼女のチャンネルは「Earthおばあちゃんねる」。
85歳のとき、お孫さんがYouTubeのチャンネルを開設されました。
自分のおばあちゃんの毎日を、お孫さんが撮影してアップするというスタイルの15分ほどの動画です。
その動画からは、美智子さんが一人暮らしを満喫されている様子がうかがえます。
そんな彼女の暮らしを見ていると
「自分もあんなふうに年を重ねていきたい」
と、中高年の女性のあこがれとなっています。

itoko
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もちろん、わたしも!


そんなおばあちゃんと孫の二人三脚で制作されているチャンネル、登録者数はなんと!14.9万人(2022.11.11現在)に上っています。

その動画で紹介されている美智子さんの日々の暮らしを一冊の本にまとめたのがこの本
『87歳、古い団地で愉しむひとりの暮らし』です。
YouTubeで紹介されている内容を、さらに深く掘り下げて紹介されています。
87歳の今に至るまでの波乱万丈の人生、最愛のご主人との出会いから最期の別れ、ご自身のお子さんやお孫さんとのかかわり方、ひとりで団地住まいを続ける理由、毎日を愉しむための心がけ、お得意の手抜き料理の数々など。
イヤでもこれから高齢者へとまっしぐらの道を歩む私には興味深々の内容で、あっという間に読み終えました。

itoko
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今の暮らしに不満たらたらの自分、その反省点が浮き彫りに…

自分の老後はどのような生活を送ればいいのだろう、と少なからず不安を抱えている私でしたが、不安な気持ちが軽くなり、年をとることに前向きになれる内容でした。
特に40~70代の女性には、刺激になる1冊。
おすすめです。

動画もいいけど、記憶にとどめるなら活字!

私は動画「Earthおばあちゃんねる」も拝見しています。
短い中に、自分の生活のヒントになることもあり、メモを取りながら見ることも。
ただ、動画の特性としてサーっと次に流れて行ってしまうので、時間がたつと忘れてしまうこともあります。

その点、本があるとありがたい。
動画で見たことのある内容も、活字で見ると新鮮に頭に入ってきました。
本を読み、活字を脳に刻みこんだ方が記憶に残ると思います。

内容紹介

87歳、古い団地で愉しむひとりの暮らし

第1章 87歳、古い団地で一人暮らしを愉しむ
第2章 調理は簡単に 食事を愉しむ
第3章 無理せずマイペースに 健康維持を愉しむ
第4章 ひとりの醍醐味 家時間を愉しむ
第5章 つかず離れずで 人付き合いを愉しむ
第6章 メリハリを持った お金の使い方を愉しむ
第7章 将来を心配しすぎず 今を愉しむ

著者紹介

多良美智子
たら・みちこ

昭和9(1934)年、長崎生まれ。
8人きょうだいの7番目。
戦死した長兄以外はみな姉妹。
早くに母を亡くし、父と姉たちに育てられる。
小学生のとき戦争を体験、終戦後はミッションスクールに通う。
大家族だったため、ひとり暮らしを夢見て、高校を卒業後、大阪で就職。
27歳のとき、前妻を亡くし10歳の娘がいる9歳年上の男性と結婚。
2男をもうける。
55年前、神奈川県の現在の団地に引っ越す。
7年前に夫を見送り、以来、ひとり暮らし。
昔から、お金をかけず家を居心地良くする工夫が大好き。
読書や裁縫、映画鑑賞など「ひとりで過ごす時間」をこよなく愛する。
65歳で調理師免許を取得、簡単でおいしい料理作りを楽しむ。
そんな日常を、2020年、当時中学生の孫が動画に撮り、「Earthおばあちゃんねる」としてYouTubeにアップ。
またたく間に人気チャンネルとなり、登録者数6万人を超える。
最多再生動画は160万回超。
「こんなふうに年をとりたい!」の声が殺到している。

「Earthおばあちゃんねる」
https://www.youtube.com/c/Earth_Grandma
(本書より引用)

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