この作品を選んだきっかけは、映画の宣伝を見て、
大好きな樹木希林さんが出演していたから。
亡くなった人と生きている人を会わせることができる不思議な力を持つ
使者(ツナグ)のお話。
会いたいと願う人はその相手(死者)から承諾を得られなければ会うことはできないし、会えるのはたった1度だけ。
死者の側も同じで、誰かに会ってしまえば、その後さらに会いたい人から依頼を受けても会うことはできない。
双方、会えるのは1度きり。
アイドルとファン、親友、恋人、親子など
失ってもなお忘れなれない大切な人は様々。
そして、本来二度と会うことはできないはずの死者に出会った後、
生きている人はどんな気持ちでその後の人生を生きていくのか。
使者である主人公の青年も例外ではない。
自分も会いたい人のことを思いながら、かみしめながら読んだ。
ちなみに樹木希林さんは使者であり、その役目を孫である青年に託すという役。
まだ、映画は見ていないので、こちらもいつか機会があったら見たい。
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