ANKER Solix C1000 と Jackery ポータブル電源 1000 New の違い

近年、災害対策やアウトドアブームで、ポータブル電源の需要が増えています。中でもANKER Solix C1000 と Jackery ポータブル電源 1000 New は定格出力1500Wの大容量でほとんどの家電が使えることから、特に人気が上昇しています。この記事では、両製品の違いを調べてみました。
その結果、サイズ、性能、価格等に大きな違いはありませんでした。

ANKER Solix C1000 と Jackery ポータブル電源 1000 New の違い

ANKER Solix C1000 と Jackery ポータブル電源 1000 New を比較して、それほど大きな違いはありませんでしたが、次の3点には違いがありました。

・ANKER の方が大きくて重い
・ACポートの数がANKERの方が多い
・ANKERには拡張機能がある
それではもう少し詳しく説明します。

サイズと重量

ANKER の方が重く、幅と高さが大きいので安定感があります。一方、Jackery はANKERより2キロほど軽くひと回り小さいです。頻繁に持ち運ぶなら Jackery、一箇所に置いて使うなら ANKER がおすすめです。

製品名	サイズ（幅×奥行×高さ）	重量
ANKER Solix C1000	約376 x 205 x 267 mm	約12.9 kg
Jackery 1000 New	約327 x 224 x 247 mm	約10.8 kg

出力性能と端子

ANKER は複数の機器を同時に接続可能な端子数が魅力です。Jackery は瞬間最大3000W対応で、より高出力機器を使う際にも安心です。

製品名	出力性能	端子の種類
ANKER Solix C1000	AC出力1500W (最大2000W)	ACポート×6, USB-A×2, USB-C×2, シガーソケット
Jackery 1000 New	AC出力1500W (瞬間最大3000W)	ACポート×3, USB-A×1, USB-C×2, シガーソケット

バッテリー容量と充電時間

どちらも1時間程度でフル充電が可能で、非常時にも頼りになります。

製品名	バッテリー容量	充電時間
ANKER Solix C1000	1056Wh	最短58分 (急速充電モード時)
Jackery 1000 New	1070Wh	最短60分 (緊急充電モード時)

機能性～UPS機能やアプリ対応について

どちらもUPS機能やアプリ対応を備えています。パススルー機能とは、ポータブル電源を充電しながら、他の機器に給電できる機能のこと。どちらもパススルー機能に対応しています。また、停電時に言々を切り替えるUPS機能は、どちらも0.02秒未満ですから、停電時も安心です。Jackery のアプリでは、バッテリーモード調整で寿命を延ばすことができます。

製品名	UPS機能	パススルー機能	アプリ対応
ANKER Solix C1000	停電時0.02秒未満で電源切り替え	対応	Bluetooth & Wi-Fi対応
Jackery 1000 New	停電時0.02秒未満で電源切り替え	対応	Bluetooth & Wi-Fi対応

拡張機能

ANKERは拡張バッテリーに対応していてます。別売りの拡張バッテリーにより、容量を1056Whから2112Whへ倍増することができます。一方Jackeryには拡張機能がありません。

製品名	拡張機能
ANKER Solix C1000	あり
Jackery 1000 New	なし

価格

公式HPによる（2025/01/28現在）価格は、ANKER 139,900円、Jackery 139,800円とわずか100円の違いでした。

製品名	価格（税込）
ANKER Solix C1000	139,900円
Jackery ポータブル電源 1000 New	139,800円

Amazonや楽天市場のクーポンやセールを利用できると、もう少しお安く購入できそうです。

まとめ・ANKER Solix C1000 と Jackery ポータブル電源 1000 New の違い

どちらのポータブル電源も急速充電やWi-Fi、アプリ対応、など高機能を備えています。その中で、あえていうならANKER は拡張機能があり、出力端子の数が多い点などから、アウトドアはもちろんですが家庭用のバックアップ電源に適しています。一方、Jackery は軽量設計なので、移動するシーンが多いアウトドアや日常生活におすすめです。
購入価格は、公式HPでは大差がありませんので、Amazonや楽天市場でクーポンやセールをチェックすれば賢くゲットできるでしょう。

ポータブル電源があれば、アウトドアはもちろん災害時に必要な電力が確保でき、安心につながります。突然やってくるかもしれない災害に備えて、日ごろから準備しておくことが大切ですね。